Shopify(ショッピファイ)という言葉をプチ起業家の皆さんは聞いた事がありますか?
ECサイト構築サービスの一つでカラーミーや最近日CMがよく流れているBASE(ベース)のようなサービスでECサイト開発・運営を助けるプラットフォームとして、175か国100万ショップ以上に導入されるまで成長を遂げた北欧カナダで産まれたサービスになります。
プチ起業家の皆さんもプチ起業した会社の商品をショッピングモールはもちろん自社ECサイトを使って売っている方も多いと思います。
今日はそんな今世界でも話題のショッピファイが何故、
Amazonキラーと呼ばれるようになったのか?
他のECサイト構築サービスとは何が違うのか?
この2点に要点絞ってお伝えできればと思います。
ショッピファイがAmazonキラーと呼ばれる理由とは?
このショッピファイがAmazonキラーと呼ばれる明確な理由って何か僕も気になって調べてみたんですが、
結論をいうとAmazonキラーと言われる明確な理由はないように思います。
というのも、そもそもショッピファイとAmazonはネットショッピングというところでは一緒ですが、違いをあげると分かりやすいかと思います。
①ショッピファイとAmazonの販売方法が違い
ショッピファイはカート型の自社EC
ショッピファイは企業・ブランドごとに独自ドメインを取得し独立したEC販売チャネルを構築して販売するカート型(自社EC)のスタイルです。
Amazonはモール型EC
大手ECプラットフォームのAmazonは、ECサイトの中に各社、各ブランドがショップを開設して販売するモール型のスタイルです。
と、ECビジネスにおいて根本的にサイトの運用形式がまず違います。
②ショッピファイとAmazonのそれぞれのメリットの違い
ショッピファイのメリット
企業のブランド力をアピールして他のブランドと差別化
販売チャンネル&販売サービス等の拡張機能が豊富
決済手段が豊富なため利益を最大化できる
Amazonのメリット
とにかく利用者が多く集客力が高い
日本の消費者の信頼が高く安心感もある
③ショッピファイとAmazonはそもそも連携して協力姿勢にある。
そしてAmazonキラーでないと言える最大の理由は、カート型のECのショッピファイはAmazonだけでなく日本であれば楽天といったモール型とも協力姿勢にある事です。現在はアメリカではAmazonと連携してショッピファイの商品を直接Amazonにも商品を登録して販売できる仕組みも導入しています。こういったことからも敵対するより協力してEC業界全体を盛り上げていく形で進んでいるからです。
④何故Amazonキラーと言われるようになったのか?
これは僕なりに推測してみると、3つあって
1.同じEC市場というくくりで見た時のAmazonの株価の伸び率をショッピファイの伸び率が上回っていたり(そもそも販売業態が違うのでビジネスが違う)という流れや、
2.ナイキやルイヴィトンやZOZO等の巨大ブランドなどがAmazon離れを起こしたり(元々ブランド力が十分あるので自社ECサイトに力を入れる流れをとったまで)というのも重なり、
3.そこにショッピファイの他社ECサイトよりもユーザーに得意な部分で支持されているのが結果総合され、勢いやGAFAに対して世界の抑制の流れや目論見も含めて、
Amazonキラーのショッピファイの流れになったのではないかと思います。
では、ショッピファイの特徴的なサービスとはどんなもの何でしょうか?
ショッピファイが他のEC構築サービスと違うのはどこか?
アプリの拡張機能が豊富
ショッピファイのアプリの拡張機能を使う事で、自社サイトを自由にカスタマイズする事ができます。2000以上のアプリの中から自分の好きなもを組み合わせる事がきます。
クラウド型
クラウド型とメリットで言えば常に新しいバージョンに保てます。パッケージ型の場合はアップデートする案内が来たら、その都度アップデートプランを買わなければならないのですが、クラウド型はクラウド上で自動で情報を更新出来るので手間がかかりません。
マルチチャネル
マルチチャネルなので多くのお客様にリーチする事が出来ます。オンラインストア、ソーシャルメディア、さらには実店舗での情報もまとめて管理できるのは強みの一つだと思います。
Shopify PAY
決済の面でもクレジットカードやApple Pay、Google Payといった多様な手段に対応しており、PayPalやStripeといった外部サービスとの連携も行われています。Shopify PAYに関しては面倒な住所入力などを省くことができますShopifyマルチチャネルなので、違うプラットフォームで買ったとしても住所入力が不要になるのは大きいです。
越境ECにも強い
ショッピファイは50の言語に対応しておりさらに、ショッピファイのアプリを使用する事によってサイト訪問者の言語に合わせ、言語に自動で翻訳することが可能になっています。また世界中にショッピファイを使っている会社があるため、グローバルに向けて自分の商品が発信できるようになります。
『巨人Amazonに挑む新興企業Shopify』の図式は本当か?
というわけで、結論AmazonVSショッピファイの図式は、色々な周りの目論見の中で言われている事でもあるという事が分かったのは勉強になりました。
GAFAの一角を担うAmazonのような超巨大企業に新興企業のショッピファイが挑んでいくという図式は分かりやすく、言わばそれを仕掛ける形で言えばマーケティングの一つの手法でもあります。
結果ショッピファイ側で言えば知名度もついて損な話ではないけれど、『Amazonキラーショッピファイ』のような記事に踊らされる事なく、企業側はショッピファイを使う以上は、自社での集客になり、その企業の商品力やブランド力がなければショッピファイを使ったとしても売り上げをあげるのは難しい。ショッピファイの機能や将来性も含めて本質を見た上で、使用するかしないかを冷静決めるべきだとは思います。
ちなみに僕の会社BUGSY(バグジー)でも、この度ショッピファイを使ってみようと思っています。
では、今日はこの辺で。
目標の2024年11月11日まで
後1298日‼︎
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