コロナ禍の現在、川や海で遊ぶ事が大変多くなっていると聞きます。
今年も老若男女問わず海や川で流されたり、溺れたりというニュースが流れてきていますが、僕自身特に気をつけている事は、
海も川も絶対になめてはいけない
という事を肝に銘じています。
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実体験した離岸流の怖さ
それは高校生当時に『離岸流』に巻き込まれた事があり、その時部活でボクシングもしていたので体力には自信があったのですが、急に足がつかなくなり沖に流されているなと感じて、平泳ぎで岸に帰ろうと普通に泳いでいたのですが、さらに沖に流され始めたので、「え?ヤバイな」と思い全速力のクロールで岸に向かって息継ぎもせずに無我夢中で泳いだのですが、30秒ぐらいして少しは岸に向いて戻ったかと顔を上げた瞬間、さっきとまったく変わらない場所でクロールしていた時は絶望を感じました。
「流されている、このままだと確実に死ぬな」と感じた僕は、たまたま右手横20メートル先にテトラポットの消波ブロックがあったので、そこまで死ぬ気で全力で泳いでいこうと思い方向転換してもう一度息継ぎなしのクロールで全力で泳いでいき、また同じように顔をあげるとなんとか目の前にテトラポットがあり、岩ガキがいっぱいついた消波ブロックを手で掴んだのですがその瞬間、今でも覚えていますが高波が頭上(感覚では2メートルぐらい)から押し寄せてきて、そのまま消波ブロックを組み合わせて出来るブロック同士の隙間に身体がすっぽり入り海底に沈んでいきました。
その瞬間走馬灯らしきものを一瞬みたのを思い出します。スローというか過去の記憶が頭の中にパノラマのように流れていき、さらに過去幼少期の思い出の写真がぶつ切りで出てくるような感じで心の中で「あーもうすぐ全国大会あったのになー」と思って海底に身体がブクブクと沈んでいきました。
すると次の瞬間、綺麗にちょうどその消波ブロックの隙間に身体が絡まらずに真っすぐ入っていたので波が引く瞬間にその反動で身体がそのまままた上がってきて再度消波ブロックを死にかけで掴んであちこち貝の貝殻で切りながらなんとか上まで登り切って一命をとりとめました。
実はその時親友も一緒にいたのですが、僕が死ぬ思いで先にテトラポットの上に上がり、親友を上から見ていたのですが、必死に僕と同じように泳いでテトラポット前に辿りつきかけた時の姿は、溺れかけの子犬のように必死にクロールというより犬かきのような感じで同じように貝の貝殻で血だらけになりながら登っている姿は死を覚悟している必死の形相でした。。。
今ではその時の事はその親友と話す時は笑い話になるのですが、とにかく後に分かったのですが、離巌流で死ぬケースの一つとして多いのが、沖に流されて焦って岸に向かって直線で泳ぐ事で最終的に沖に流されて力尽きて溺れるみたいです。
じゃーどうすればいいのか?
それは横に泳ぐ事です。
離巌流の特徴と対処法動画
まず、ここで大事なのは離岸流の長さと幅は絶対に覚えておいて下さい。
岸から沖に向けての長さは大体約10メートル~100メートル
横幅の長さは大体約10メートル~30メートル程度
です。
要はここを抜ければ大丈夫という事ですが、万が一離岸流に流されてしまった時に、最長でも離岸流の縦が100メートル、幅が30メートルというのを頭に覚えておけば、横泳ぐにしても対処できる一つの最低の目安にはなると思います。
鉄砲水に関しての特徴と対処法
そしてこちらはつい先日に新潟で起きた鉄砲水の実際の様子を動画に捉えたものです。
この日11キロメートル上の上流でまとまった雨が降ったそうで、その後1時間という時間で下流のこの場所まで茶色く濁った鉄砲水が届いている様子で、川での鉄砲水の恐ろしさがありありと伝えられている動画になっています。
鉄砲水の前兆を把握しておく
鉄砲水の前兆としては土石流の前兆と同じく、
雨が降り続いているのに、川の水位が下がる。
普段聞きなれない大きな音や異様な音がする。(地鳴り、石のぶつかる音など)
急に川が濁り、流木が混ざり始める。
土や木の葉が腐ったようなにおいがする。
火花や土煙が見える。樹木や山が動く。
という事に意識しておく必要があります。
まずは危機を回避する行動を
川の『鉄砲水』にしても、海の『離岸流』にしても、まずそれが何なのかを知っておく事は必要です。
ですがその前に、事前の行動としては、当時や前日の天気の把握だったり、その海や川の特徴をしっかりと把握しておくことや、子供だろうが大人だろうが目を離さないという事をきちんと守る事で海や川の事故を起こす確率は減り、楽しく遊べます。
今日は説教じみたブログになりましたが、何事も
『命あっての物種』
です。
海も川も水を絶対になめない。
では、今日はこの辺で。
目標の2024年11月11日まで
後1179日‼︎
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