今日のニュースで、政府の有識者会議『新型コロナウイルス感染症対策分科会』で、新型コロナのワクチンを2回接種した人の移動や行動に関する制限緩和の提言案が判明しました。

この提言案では、接種歴もしくは陰性の検査結果を提示すれば、『人に感染させるリスクが低い』として大規模イベントや会食への参加も容認するといった内容が含まれるようです。

制限緩和の提言案の内容

まず提言案では、ワクチン自体には重症化予防の効果があるが、インド由来の変異株『デルタ株』への効果は弱い点を指摘。現在見込まれる接種率は60代以上が85%、40~50代が70%、20~30代が60%程度で、今現在はマスク着用を含む日常生活の制限を継続する必要はある。

その上で出来る限りの制約のない日常生活を戻すため、

ワクチンを接種済みか検査で陰性となった人

は感染させるリスクが低いとみなす『ワクチン・検査パッケージ』を提案した模様で、国内の希望者にはワクチンが行き渡ると想定されている11月初旬の導入を目指して動いていると報道がありました。

ここで大事なのが、

ワクチン接種済みはもちろん、ワクチン接種を受けていないが検査で陰性となった人も含めて提言案が出されているのは非常に良い事であると思っています。

今日の会議の提言案の内容を巡っては、作成に携わった専門家の間でも賛否が割れているようで、感染症や医療の専門家は「ワクチンの効果は以前の想定より低く、当面は緩和できない」といった反対意見や、また逆に経済専門家の中には「ワクチン接種のモチベーションを高めるために提言を示すべきだ」と主張した意見もあったようで、これからまだまだ議論は煮詰められるのかなと思います。

この煮詰めた提言案をもとに制限緩和のロードマップを作り、政府は来週にも公表する見込みとの事なので、その内容にも注視したいと思います。

経済とコロナ対策を両軸でようやく回していく方向で進んでいるようですね。

では、今日はこの辺で。

目標の2024年11月11日まで

後1165日‼︎

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