最近また中田敦彦さんのYouTube大学で面白い講義動画がアップされていたのでご紹介したいと思います。
今回のテーマは
歴史上の英雄は何故途中から暴君になってしまうのか?
という内容なのですが、これは一概にプチ起業家の皆さんも見ておいて損はない動画だと思います。
起業後は人数も少ないとは思いますが、経営が上向くに連れ人数も増えて、当初立てていた経営目標も達成して、ある程度思い描いていた場所にまで到達する。そしてお金と自由を手に入れる。その時、経営者はどのような経営判断を下していかなければならないのか?そんなお話です。
プチ起業家の皆さんは、
『貞観政要』(じょうがんせいよう)
という言葉をご存じですか?
『貞観政要』とは?
まず『貞観政要』(じょうがんせいよう)とは、帝王学などでよく出てくる『書物』の事です(^▽^)/
貞観政要は分かりやすくいうと『失敗から学んだ』研究の書で、中国のみならず日本でも多くの人に広く読まれています。
ちなみに知っている方もいると思いますが、『唐』の前の時代は『隋』といってこの国が亡びる事はないと言われていたほどの大帝国でした、しかし結果国の安定維持を軽視し、富国強兵を推し進め過ぎた結果滅亡してしまいます。
この『隋』だけではなく、過去の皇帝達が『失敗』した『失敗の要因』を研究し、唐の時代、政治が最も上手くいった時期に編成されたもので国を治める叡智が集約された書物という事になります(@_@)!!!
日本では同じく300年の江戸の時代を築いた徳川家康も貞観政要をこよなく愛読し、その時代に合わせて実践していたと言います。
英雄が暴君になるまで
そして本題です。
この『貞観政要』を、中田敦彦さんが以下の動画でさらに分かりやすく、実際に唐を300年もの間統治していた李世民を題材に紹介しているので是非、
英雄が何故暴君になるのか?
が気になる方、今後自分に対して勉強した方は観てみて下さい(o^―^o)ニコ
↓↓↓
どうですか?
この動画で大事な事は大きく2つ。
1.トップになる前と後のトップの考え方及び、合わせて組織・国の組み方を変えたかどうか。
2.トップに立った後に仲間と部下の忠告を聞けたか。
要するに、トップに立った後の動きが一番大事という事です。
組織が崩壊する時
これはかの有名な深作 欣二監督の広島を舞台にした極道映画『仁義なき戦い』の一幕で一番好きな名言があります。
松方弘樹さん演じる坂井鉄也が山守の親分に反旗をひるがえす際に放った言葉なのですがコチラです。
↓↓↓
「おやっさ〜ん!・・言うとったるがの、あんた〜初めからワシらが担いどる神輿(みこし)じゃないの!組がここまでなんのに、誰が血流しとるんの!・・神輿(みこし)が勝手に歩けるゆうんなら歩いてみいや!」
映画『仁義なき戦い』より
この映画でのこの松方さん演じる坂井さんのこの山守親分に対しての啖呵は一見するとメチャクチャカッコいいなのと僕も思うのですが、
実際の組織に属している内部から見ると、親と子の関係は完全の崩壊しており、
親は自分の事しか考えず、子はそれに嫌気がさして一線を超える。
よく
組織は内部から崩壊する
という名言がありますが、まさにこの映画ではそれが上手に表されているのではないかと思います。
中田敦彦さんの上の動画では、トップに立った人間も、
「序盤は名君だった。」
と言っています。
人材選びと環境づくり。
そして、自分の驕りを自制し続ける心。
なるほど、身に刻み覚えておきます。
では、今日はこの辺で。
目標の2024年11月11日まで
後1110日‼︎
現在体重85.00キロ!
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