もう過ぎましたが、毎年10月5日6日7日は愛媛県松山では秋祭りの時期ですが、去年と今年はコロナ禍という事もあり、規模の縮小や中止も余儀なくされている状態です(´;ω;`)
テレビ愛媛より
そんな松山の秋祭りですが、愛媛県の中予である松山市にだけこの時期に子供たちがちょうちんを持って近所を練り歩きながら、家々を尋ねお菓子やお金をもらうと言った提灯行列の風習があるのですが、子供ながらに謎な事がありました。
それは、ちょうちんを持って練り歩きながら言う掛け声です。
「もーてーこい!もーてーこい!」
この言葉の意味を今日は今まで気にもしてなかったのですが、大人になった今気になったので調べてみました。
提灯行列の掛け声「もーてこい」とは?
調べてみるとこんな記事がありました(^▽^)/
↓↓↓
愛媛新聞ONLINEより
この記事にしっかり書かれていて分かりやすかったので、僕が気になった箇所要約してまとめると、
県内の民俗調査に取り組む県歴史文化博物館によると、どれが正解かの明確な答えはないが、参拝を意味する「詣でる」や、みこしが近づいてくることを住民に呼び掛ける「もう出てこい」から派生した可能性があると説明があったようです。
合わせてみこしの鉢合わせなどの際にかき手が相手に向かって叫ぶ「もってこい」という言葉は、松山市で秋祭りの際によく流れる「神輿(みこし)音頭」の歌詞にも使われている。ただ、この「もってこい」から来た説は
『道後の鉢合わせなどが現在のスタイルになったのは1980~90年代。そこから、ちょうちん行列に波及した可能性は低いのでは』
と専門家からは言われているみたいです。
松山の各地区で違う掛け声
「もーてこい」以外にも松山市各地の神社や町内会などに取材を進めると、さまざまな掛け声の存在がある事が分かったようです( ゚Д゚)!!!
- わっしょい(複数)
- わっこえいや、わっこい(勝岡地区)
- いこーぜよ(三津浜地区)
- やーおいやーおい(山越地区)
- よいなーよいよい(高浜地区)
- 回れ回れこの家繁盛せえ(西石井地区)
- 伊勢音頭(谷町地区)など。
ちょうちん行列を行う日数なども地域によって大きく異なるようで、運営の多くは町内会や子ども会で行われており、その数は計り知れないので全ての把握は困難そうという見解のようです。
秋祭りの時季、ちょうちん行列は一見、子どもが菓子を求めてうろつく行事と思う人もいて、僕も子供ながらにそう思っていましたが、愛媛県歴史文化博物館の大本敬久さんがこのように言っていたのが印象的です。
提灯行列は社会教育システムとして非常に大事な役割があるんです。児童は年長者の中学生や大人に連れられて、地域のどこに、どんな家や施設があるかを学び、地域への愛着などを育む。それに、夜に外で大きな声を出せるのはこの時だけ。ストレス解消にもなっていい。
来年は松山の中予で子供たちの大声が響きますように。
もーてこい、もーてーこい
では、今日はこの辺で。
目標の2024年11月11日まで
後1119日‼︎
現在体重87.80キロ!
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