てぃんさぐぬ花 沖縄民謡 一、 てぃんさぐぬ花や 爪先 に染 みてぃ 親 ぬ寄 し事 や 肝 に染みり 二、 天 ぬ群 り星 や 読 みば読 まりしが 親 ぬ寄 し事 や 読 みやならぬ 三、 夜 走 らす船 や 子 ぬ方星 目当 てぃ 我 ん生 ちぇる親 や 我 んどぅ目当 てぃ 四、 宝玉 やてぃん 磨 かにば錆 す 朝夕 肝磨 ち 浮世 渡 ら 五、 誠 する人や 後や何時 迄 ん 思事 ん叶 てぃ 千代 ぬ栄 六、 なしば何事 ん なゆる事 やしが なさぬ故 からどぅ ならぬ定み 七、 行 ち足 らん事 や 一人 足 れー足 れー 互 に補 てぃどぅ 年や寄ゆる 八、 あてぃん喜 ぶな 失てぃん泣くな 人 ぬよしあしや 後 どぅ知ゆる 九、 栄 てぃゆく中に 慎 しまななゆみ ゆかるふどぅ稲 や あぶし枕 十、 朝夕 寄 し事 や 他所 の上も見ちょてぃ 老いのい言葉 の 余いとぅ思 な てぃんさぐぬ花 日本語訳 一、 ホウセンカの花は 爪先に染めて 親の教訓は 心に染みなさい 二、 天上に群れる星は 数えれば数え切れても 親の教訓は 数え切れないものだ 三、 夜に走らせる船は 北極星を見つけ 私を生んだ親は 私をこそ見つける 四、 宝玉であっても 磨かなければ錆びる 朝夕と心を磨いて 浮世を渡ろう 五、 正直な人は 後々のいつまでも 希望は叶えられ 末永く栄える 六、 何事も為せば 成るものだが 為さぬせいだからこそ 成らないだろう 七、 行き届かないことは 互いに助け合って 互いに補い合ってこそ 歳をとる 八、 有っても喜ぶな 失っても嘆くな 人の善し悪しは 後々にこそわかる 九、 栄えていく時に 謙虚さを忘れてはならない よく実るほど稲穂は(垂れて) あぜ道を枕にするように 十、 老人の朝夕の言には 真摯に耳を傾けなさい 老い先短い者の与太話などと 侮るべきではない
僕も大好きなデフテックが歌う『 My Way 』
この歌もてぃんさぐぬ花をベースに使われています☆
ウチナンチューの誰もが知っている教訓歌「てぃんさぐぬ花」
1番から10番まであり、親や年長者の教えに従うことの重要性を説く教訓歌。
由来については、「沖縄本島一円を中心に自然発生的に生まれた」とだけ知られていて、いつ、だれが、どこで作ったのかは誰にもわからない。
沖縄で昔から続く曲と言霊
『 親の教えを心に染める 』
では、今日はこの辺で。
目標の2024年11月11日まで
後1219日‼︎
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