2019年に財務省が2024年度上半期を目標に日本銀行券である紙幣、千円札・五千円札・一万円札のデザインが変更になる発表されたのは皆さんもご存知かと思います。
これは2004年以来20年ぶりで新紙幣の顔は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎になりました。ちなみに1万円札に関しては40年間福沢諭吉だったので40年ぶりの変更になります。
さらには新紙幣には世界初となる偽造防止技術を採用していて、最新の3Dホログラム技術やユニバーサルデザインが盛り込まれており期待されています。
千円、5千円、1万円の紙幣(日本銀行券)を2024年度上半期に一新すると発表した。04年以来、20年ぶりとなる。新紙幣の表の図柄は「平成」から「令和」への改元機運を盛り上げる。新紙幣には世界初となる偽造防止技術を採用する。最新の3Dホログラム技術やユニバーサルデザインが盛り込まれたお札に、早くも期待が高まっています。
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新紙幣の各人物って誰?
1万円札は日本の経済近代化の功労者である実業家の渋沢栄一
一万円札の主には『資本主義の父』と呼ばれた渋沢栄一(しぶさわ えいいち)氏になります。有名な起ち上げた会社の中には、日本で最初の銀行でもある第一国立銀行(現在のみずほ銀行)や東京ガス、キリンビールなどがあります。銀行で言えば後の日本銀行の礎を作った人物になります。
裏面は歴史的建造物でもある東京駅で『赤レンガ駅舎』としても人々からも親しまれてきました。以前1945年に、空襲により火災で駅舎の屋根等が焼失しましたが、2012年に復元工事が完了して現在もその姿を保っています。
5千円札近代女子高等教育に尽力した津田塾大学創設者津田梅子
五千円札の主は津田梅子(つだ うめこ)氏になります。日本からアメリカ合衆国、ヨーロッパ諸国に派遣された岩倉使節団に随行した最初の女子留学生の一人で、近代的な女子高等教育に尽力した人物になりまっす。
裏面は古事記や万葉集にも登場している『藤の花』が書かれており、花言葉は『やさしさ、歓迎』っという意味があるようです。
千円札は日本細菌学の父とされる北里柴三郎
千円札の主には、世界で初めて破傷風菌の培養に成功し療法を開発した医学者の北里柴三郎(きたざと しばさぶろう)氏になります。『日本の細菌学の父』として知られ『ペスト菌』を発見し、また破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献した人物です。
裏面は世界的に有名な葛飾北斎の富嶽三十六景『神奈川沖浪裏』が描かれており、ゴッホやモネなどの著名な世界の芸術家たちに影響を与えたことでも知られてます。
補足で上記の写真ですが、新紙幣は2024年に発行予定ですが、それよりも3年早い今年の11月から五百円玉も新しいデザインに変更になります。こちらも『バイカラー・クラッド』という最新の偽造防止技術が取り入れられ、効果はゴールドとシルバーの2色構造になっています。高級感があって綺麗ですね(^▽^)/
新紙幣の発行の表の理由と裏の理由
新紙幣発行の表の理由3つ
1.偽造防止
20年ごとに日本は偽造防止のために新紙幣を刷っており、前回は2004年、前々回は1984年になります。日本の紙幣はとても高い技術力で作られており世界からも評価が高いと言われています。
2.漢数字から算用数字
現在は一蔓円と漢数字で書かれていましたが、算用数字にする事で10000に変更になります。これは外国人等のインバウンドもますます見込んで分かりやすように変更する狙いがあるようです。グローバルな紙幣という観点ですね。
3.キャッシュの流通量がまだ多い
これはお札を出す必要がない便利なキャッシュレス化の流れに向けてという建前上の流れにおいて、いきなりキャッシュレス化に持っていくのは難しく、まだまだ出回っている紙幣が多いので、完全キャッシュレス化&紙幣デジタル化に向けての準備段階としての最後の新紙幣発行とも巷では言われています。
新紙幣発行の裏の理由
1.タンス預金の炙り出し
日本には個人が現金で持っているお金(俗に言う表に出していないお金)=タンス預金が40兆円~50兆円ほどもあると言われています。そのお金を新紙幣発行により、例えば『3年後に旧紙幣は使えなくなるので新紙幣に移行して下さい』というアナウンスが国から入った場合に変えざるを得ない状況になります。今現在そうなるとはもちろん決まっていませんが、新紙幣にする事によって、今眠っているお金を何等かの形で炙り出したいという思惑はあると言われています。
マイナンバーで銀行口座と紐づけされるというのも国民の現金状況を正確に把握するという意味では一種のそういう事ですよね。。。
2.更なるキャッシュレス化
電子マネーが徐々にではありますが普及している昨今。キャッシュレス化を日本も推進して動いていますが、キャッシュレスになるという事は、お金が現金という現物の物ではなく、デジタル化されるという事になります。デジタル上にお金を置く事が今以上により便利になり、多くの人がそれが当たり前になるという事は、紙幣量が必然と減る事になります。
紙幣量を減らしてデジタル化する事で自然と個人のお金の状況がデジタル上で手に取るように分かり、それを税務署や銀行や役所関係から生活における全てを一元化していく事でお金の流れが明確になるという事です。
一文の脱税やマネーロンダリングみたいな事はなくなるのは間違いないと思います。
大きな視点で見る色々な思惑があるのは間違いなさそうですが、また新紙幣が出来た時には都市伝説で関暁夫さんが新紙幣にまつわる話をしてくれると思うので楽しみに待ちたいと思いますwww
そんな新紙幣に対しての僕の気持ちをウタエルさんが歌で代弁してくれていたので最後にwww
では、今日はこの辺で。
目標の2024年11月11日まで
後1271日‼︎
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